腰痛は内臓由来!? 腰痛と腎臓について
腎臓と腰痛の関係について、以下に簡単にまとめました。
まず、腎臓の役割とは 腎臓は背中の下部に位置し、血液のろ過、尿の生成、体内の水分や電解質のバランス調整を担っています。
腎臓と腰痛の関連性
- 腎臓の感染症や炎症腎盂腎炎などの感染症は、腰の痛みを引き起こすことがあります。発熱や悪寒、頻尿、排尿時の痛みを伴うことが多いです。
- 腎結石
腎結石が尿路に詰まると、背中から側腹部、鼠径部にかけての激しい痛みを引き起こします。血尿や嘔吐を伴うこともあります。 - 腎嚢胞や腫瘍
腎臓に嚢胞や腫瘍ができると、周囲の組織を圧迫し、鈍い持続的な腰痛を引き起こすことがあります。
区別のポイント
筋骨格系の腰痛:動作によって悪化し、休息によって改善することが多いです。
腎臓由来の痛み:体位に関係なく持続し、発熱、排尿痛、頻尿、血尿など他の症状を伴うことが多いです。
診断と治療
- 診断:尿検査、血液検査、超音波検査、CTスキャンなどを使用します。
- 治療:感染症には抗生物質、腎結石には鎮痛薬や手術が必要となる場合があります。
腎臓に関連する腰痛の疑いがある場合は、早期に医療機関を受診することが推奨されます。
こちらは血液検査やレントゲンなどは出来ませんので、医療機関に受診されることをオススメします! 腰痛があり腎臓のデータが悪く、腎臓には炎症症状がない場合はご相談ください。